こちらの記事ではキャンプ場での荷物運び(ソロ)で注意すべきポイントをお伝えします。
たかがキャンプ道具の荷物運びと言っても、実はけっこう重要で荷物運びを上手にクリアすることで、キャンプの準備や撤収がとても楽になります。
特に初心者の方にぜひ知っておいて欲しいないようなので、具体的な内容は記事の中でお伝えしていきますね。
それでは、どうぞ!
キャンプ場での荷物運びの注意点(ソロ) 考えておくべき6つのこと
この項目ではキャンプでの荷物運び(ソロ)で考えておくべきことをお伝えしていきます。
※基本的にはオートキャンプ中心となります。
気をつけるべき点として次のことが挙げられます。
- キャンプ場の地形はどうなっているか?
- 便利なキャリーカートもポイントをおさえないと意外と大変になる!
- キャンプ場は車の横付けOKか?
- キャンプ場の駐車場とサイトの距離はどれくらいある?
- オートキャンプでもバックパックが有効なキャンプ場がある
- 初心者のソロは荷物が楽に運べるキャンプ場選びも重要
それでは、ひとつずつ見ていきましょう!
1.キャンプ場の地形はどうなっているか?
キャンプでの荷物運びにとってキャンプ場の地形がどうなっているか?というのはかなり重要です。
筆者の地元のキャンプ場ですが初心者にはけっこう大変な地形をしています。
700m級の山の斜面に作られたキャンプ場なので、場内はほとんど坂で構成され 区画サイトは段々畑状になっているんですね。
このため、駐車場からサイトへ移動するのはもちろんのこと、炊事場やトイレなどに行くために場内を少し移動するだけで坂道を昇ったり下ったりしなくてはなりません。
私はソロキャンプデビューの時にこのキャンプ場を使ったのですが、荷物運びだけでけっこう体力が奪われてしまいました。
その結果、運動不足かつ体力不足だったので、キャンプ中に余裕がなくなってしまったという経験があります。
キャンプ場の地形は実際に現地に行かないと分からないことも多く、キャンプ雑誌やSNSの画像だけみていては分からないことが多くあります。
ですので、できるだけ本番のキャンプをする前には現地に下見に行ったり、テントの試し張りに行くようにしましょう。
現地に行けない場合は、キャンプ場施設がある場所(平地・山・林間・湖・海)がどういったところなのかをしっかりイメージして、キャンプ場予約サイトやグーグルマップなどの口コミをチェックするのがいいです。
>>>こちらで予約サイトの比較記事を書きました。参考になる口コミもあるのでチェックしてみてください。
2.便利なキャリーカートもポイントをおさえないと意外と大変になる!
荷物をたくさん載せられて便利なキャリーカートも注意点があるので、お伝えしていきます。
急な坂のキャンプ場は大変
まずは急な坂だらけのキャンプ場はキャリーカートを使うのが難しいです。
私の場合、ソロキャンプデビューする際に「キャリーカートなら一回でたくさんの荷物が運べる!」と考えてコールマンのアウトドアワゴンを購入したのですが、
実際に使ってみると、地元のキャンプ場は急な坂だらけでカートが坂を転げないようにかなり気を使って引っ張らないといけませんでした。
また、撤収時はカートに重い荷物を入れて坂を下ることになったので、おそるおそるカートと共に坂を下ることになりかなり撤収に時間がかかってしまいました。
この経験から今度、坂の多いキャンプ場(駐車場からテントサイトへも急な坂の場合)に行く時はバックパックを使って、荷物も最小限でと考えるようになりました。
キャンプ場の地面が砂利・凸凹・段差が多い場合もキツイ
キャンプ場内がでこぼこしていたり、砂利が多い場合はかなりカートが引きづらくなります。
さらに、荷物の重量が多いとカートの引きづらさが増していくということも覚えておきたいです。
そもそも階段などの段差ばかりのキャンプ場ではカートを使うのは不可能です。(整備はしてあると思いますが)
これから自分が利用しようと思っているキャンプ場がどんな場所か、できれば下見をしたりしましょう。
それが無理なら口コミをチェックしたり、電話やメールで管理人さんに問い合わせてみるというのもおすすめです。
積み込み積み下ろしが別途発生する(オートキャンプの場合)
実際にやってみるまで気づかなかったのですが、車を横付けできるキャンプサイトではなく、駐車場とサイトが離れている場合にキャリーカートを利用する場合、積み下ろしが別途発生します。
オートキャンプの場合ですが、キャリーカートを展開して荷物を積載したまま積んでおくのはスペース上厳しい場合が多いので・・・
▼多くの場合次のようになるはずです。
車でカートを使う場合 | 車を横付けできるサイトの場合 |
【設営時】 キャンプ場に到着 1.カートを車から出して広げる 2.荷物をカートに積み込む 3.引っ張ってサイトへ移動 4.荷物をカートから下ろす 5.カートを畳む おわり | 【設営時】 キャンプ場に到着(サイトへ横付け) 1.車から荷物を出す おわり |
・・・というように、キャリーを使うとより工程が増えてしまいます。
この工程が大変だと感じるならキャンプ場は車横付けできるサイトを選ぶと、荷物運びは一瞬で終わるのでおすすめです。
(めちゃくちゃ楽になりますよ!)
なお、マンション住まいの方は横付けOKのキャンプ場を選んだとしても、マンションの駐車場に停めてある車までキャリーを使う方法はかなり効率的です。
荷物を手持ちでエレベーターなどを何度も使い行き来すると、準備だけでかなり疲れてしまうので、そんな時にはキャリーカートを使いましょう。
▼おすすめのキャリーカート(高いけど、アルミフレームでかなり軽い!)
3.キャンプ場は車の横付けOKか?
キャンプ初心者の方は荷物が増えがちなので、車がサイトに横付けできるキャンプ場が圧倒的におすすめです。
私は最初、自宅から一番近いキャンプ場を利用したのですが、ここは「車の横付け不可」でした。
そのため、駐車場からの荷物運びがとても大変で・・・。(急な坂だらけのキャンプ場なので)しばらくそのキャンプ場を敬遠するほどでした。
その後、車の横付けができるキャンプ場を探してキャンプをおこなったところ、こんなにも楽になるのかとびっくりするほど、荷物運びの労力を軽減できました。
横付けだとサイトに車を停めて、荷物を出すだけでいいのですからね。
ソロキャンプの時は自分だけで準備撤収をしなければならないので、できれば車を横付けできるサイトを探して、なるべく体力を温存したいところですね。
▼こんなボックスに荷物を詰めれば、車から降ろすだけで荷物運び完了しちゃいます。
家での保管にも便利!
4.キャンプ場の駐車場とサイトの距離はどれくらいある?
車が横付けできないサイトの場合、駐車場とテントサイトまでの距離はどれぐらいあるでしょうか?
駐車場とサイトの距離は単純で遠いと荷物運びがつらくなり、近いと楽です。
また地形の項目でもお話しましたが、駐車場とサイトの距離が近いと言っても坂だったり段差が多かったりすると一気に疲労度が高まります。
また、荷物の量によっても大変さは変わってくるので、少しでも駐車場からの移動距離があるなら荷物の削減も視野に入れておくとキャンプ設営・撤収が楽になります。
5.オートキャンプでもバックパックが有効なキャンプ場がある
オートキャンプでソロやデュオぐらいまでをおこなう場合、車が横付けできないキャンプサイトではバックパックが有効なことがあります。
オートキャンプというと多くの場合、大きな収納ボックスに詰めて車に載せてキャンプ場へ行くというイメージがあると思いますが、車がサイトに横付けできないと、荷物運びの難易度が一気に上がります。
また平坦なキャンプ場の地形であれば、カートに乗せれば解決しますが、急な坂や段差の多いキャンプ場ではカートの使用も難しくなってきます。
そんな時に有効なのがバックパック(リュック)です。
バックパックというと「徒歩キャンプ」というイメージがあるかもしれませんが、場所に合わせてオートキャンプでも積極的に使っていきたいところです。
筆者の地元のキャンプ場は山間部で、場内は急な坂だらけです。
慣れない頃はカートを利用して大変な思いをしましたが、バックパックに変えてからは坂でもすいすい歩いていけるので、ずいぶん楽になりました。
ただ、バックパックキャンプは荷物を厳選しないといけないので、ちょっと難しさはあります。
ですが、バックパックをオートキャンプでの荷物運びの手段と考えれば、明らかに必要なものはバックパックに詰め、いるかいらないか悩むような荷物はある程度車に置いておくことができます。
だんだんと慣れてくればバックパックにもすんなり収められるようになってきて、荷物も軽量化していくのも良い点です。
▼おすすめの人気の高いバックパック
6.初心者のソロは荷物が楽に運べるキャンプ場選びも重要
以上の項目でお伝えしたように楽しいキャンプをするために
キャンプ場選びがかなり重要であると分かったと思います。
楽に荷物を運ぶことができるキャンプ場を探すには一番は口コミを探すことです。
たとえば、予約サイト『なっぷ』では場内の情報も整理されていますし、写真付きでわかりやすくなっています。
▼また口コミが次のように整理されて、項目ごとに確認しやすくなっているのが特徴です。
- 自然(自然環境の充実)
- 立地(目的地まで行きやすいか)
- サービス(適切な対応をしているか)
- 設備(各設備は整っているか)
- 管理(清掃・整理整頓されているか)
- 周辺環境(施設周辺の充実度)
- その他(上記以外の施設に関する事項)
・・・といったように予約サイトやネット上の口コミや写真を見ればだいたいのことが分かります。
情報が少ない場合は、直接電話かメールでキャンプ場内の様子を尋ねると確実かと思います。
>>>こちらで予約サイトの比較記事を書きました。キャンプ場選びで参考になる口コミもあるのでチェックしてみてください。
キャンプの荷物運び(ソロ)で考えておくべき6つのこと まとめ
今回の記事では「キャンプの荷物運び(ソロ)で考えておくべき6つのこと」というテーマでお話をさせていただきました。
記事の中でお伝えしたように、キャンプ場の地形がどうなっているかリサーチして、必要な運搬道具を揃えれば楽にキャンプをおこなうことができます。
ぜひ、楽しみながらソロキャンプを続けてくださいね。
それでは、また!
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