こちらの記事ではフューチャーフォックスのソロ用焚き火台confire櫓(やぐら)をレビューしていきます。
筆者は2021年12月に発売されたフューチャーフォックスのソロ用焚き火台confire櫓(やぐら)を発売と同時に購入して、色々と試してみました。
使ってみてどうだったか?ですが、 結論から言うと組み立てや撤収に少し使いにくいところはありますが、
- コンパクトに収納でき
- クッカー類も広々使える
- 無骨で超カッコいい!
・・・そんな、焚火台でした。
(価格も魅力的!)
記事の中ではFUTURE FOX・フューチャーフォックスのソロ用焚き火台confire櫓(やぐら)のどんな点が もうちょっとで、どんな点が良かったのか?をくわしく紹介していますので、
最後までお読みいただければ幸いです。 それでは、どうぞ!
Future Foxの焚き火台 confire櫓 ソロ 概要と外観
Future Foxの焚き火台 confire櫓 ソロはコンパクトに収納できる無骨系焚き火台です。
製品名 | confire櫓(コンファイヤーやぐら)ソロ |
---|---|
素材 | 焚き火台、五徳:鉄(耐熱塗装) メッシュ網:ステンレス 収納袋:キャンバス生地(12オンス) |
サイズ | 焚き火台:36.5 × 30.5 × 26cm 収納時:45 × 8 × 8cm |
重さ | 本体:1.75kg 収納時:約2.1kg |
くるくると筒状に丸めて収納できるのが特徴で、バックパックの外側にひっかけることも可能。
広げるとパーツがひとつずつ収まるようになっていて、道具感があってとてもカッコいいです。
組み上げると広め目の無骨系焚き火台になり、五徳部分にはクッカーを複数置けますし、長い薪でもくべることができます。
五徳部分のナバホ柄も他にない特徴で、夜に焚き火をするときれいに模様が出るのもポイントです。
フューチャーフォックス【焚き火台confire櫓】ソロ用をレビュー! メリット・デメリット
この項目ではメリットとデメリットをお伝えしていきます。
FUTURE FOXソロ用焚き火台Confire櫓(やぐら) もうちょっとな点
まずはデメリット、もうちょっとな点は次のとおり。
- 荒い点が見受けられる。縫製、バリ
- 組み立てにある程度の時間がかかる、少々組み立てにくい
- 五徳にアソビがなく外れにくい、固い
1.荒い点が見受けられる。縫製、バリ
収納袋のゴム部分から出た糸がパーツに絡まっていたり・・・
五徳部分にすぐ見て分かるバリがあったりしました。(これは支障なし)
問題は、土台部分のパーツの重要部分にバリがあったこと。
写真右のパーツの左端の方にポチッとしたものがくっついているのがバリです。
この部分にバリがあると、パーツ同士がささらず組み上げることができないんですね。
返品しようかと思いましたが、ホームセンターで鉄製ヤスリを買ってきて対処することに。
バリを鉄製ヤスリで削りました。
はじめての作業でしたが簡単にバリが取れたので、良かったです。
焚火台や鉄製のキャンプ道具はモノによってはバリがあるので、こういうグッズを一つ持っておくといいと思います。
2.組み立てにある程度の時間がかかる、少々組み立てにくい
FUTURE FOXソロ用焚き火台Confire櫓(やぐら)のメリットでもあり、デメリットでもある部分ですが、パーツがすべてバラバラになるので、組み立てに時間がかかります。
10回ほど組み立ててみましたが、慣れたとしても最短で5分ほどはかかるかなと思います。
バラバラになるぶん収納性はとてもいいので、重要視する部分を考えて選べばいいと思います。
撤収に関しては、ばらしていけばいいだけなので組み立てよりはかなり楽に早くできます。
3.五徳にアソビがなく外れにくい、固い
FUTURE FOXソロ用焚き火台Confire櫓(やぐら)のウィークポイントだと思います。
上部の五徳の一部がめちゃくちゃ抜けにくいです。(全部ではないです。)
本来は構造上、左右同時に五徳を外さないといけないのですが、けっこう硬いので片方ずつ外したくなるんですよね。
しかし片方外すと、もう一方抜けないという自体に陥ります。(これは個体差あるかも。)
この理由はパーツの「切り欠け部分」がほんとうにミリ単位でジャストになっているためで遊びが全然ないんですね。
そのため五徳を左右同時に抜かないと外れないことになっていると考えられます。
ちょっとストレスが溜まる部分ですね。
▼で、最終的に五徳を外すために思いついたのが次の方法。
本体を逆さまにして外せるところから外していく方法です。
撤収の時にしか使えないワザですが、これなら歪みが解消されるのか、最終的に五徳が外しやすくなります。
FUTURE FOXソロ用焚き火台Confire櫓(やぐら) メリット
FUTURE FOXソロ用焚き火台Confire櫓(やぐら)のいい点・メリットは次のとおり。
- 見た目の無骨さ、最高。
- バラせばコンパクト、広げれば大きな薪も置けるサイズ
- 燃焼効率がいい
- 価格も優等生
1.見た目の無骨さ、最高。
FUTURE FOXソロ用焚き火台Confire櫓(やぐら)はやはり見た目がいいですよね。
とくにこのナバホ柄の細かな装飾はこういったタイプの焚火台にはない特徴ですし、キャンプ場で夜に焚火をすればかなり映えそうです。またパーツが黒というのも無骨でかっこいいですよね。
また、収納袋もオリーブでくるくるとまとまりますし、(バックパックの外付けがカッコいい!)
一覧でパーツを見渡せるのもそそられます。
2.バラせばコンパクト、広げれば大きな薪も置けるサイズ
confire櫓は収納性も魅力です。
上の写真は収納時と展開時を比べたものですが、かなりコンパクトにまとまるのに展開サイズが大きいのはかなり嬉しいポイントです。
それでいて、組み立てれば大きな薪も置けますし、火床も変に湾曲していないので
割とフラットな火床として扱うことができ、ブッシュクラフトの焚火でよく使われるロングファイヤー型などが組みやすそうです。
3.燃焼効率がいい
火床がメッシュでできていますし、前後左右で空気の流れを遮るパーツがないので燃焼効率がかなりいいです。
ただ、反対に風には弱いと思われるので、灰などの飛び散りが気になる場合は風防を使用したほうがいいと思われます。
4.価格も優等生
価格は高くないので、とてもありがたいです。
定価は6980円(2022年1月現在)と焚火台としては手が出しやすい価格です。
しかもこういった無骨な鉄タイプの焚火台はガレージブランド系が多く扱っており、
大量生産できないため価格が上がりやすいのですが、
その点においてFUTURE FOXソロ用焚き火台Confire櫓(やぐら)はかなり嬉しい価格設定となっています。
▼FUTURE FOXソロ用焚き火台Confire櫓(やぐら)をチェックする
FUTURE FOXソロ用焚き火台Confire櫓(やぐら)レビュー 私が買った理由
この項目では筆者がFUTURE FOXソロ用焚き火台Confire櫓(やぐら)を買った理由を述べていきます。
▼買った理由を簡潔に述べると次のようになります。
- 見た目が無骨でカッコいい
- メッシュ火床の焚火台である
- 無骨スタイルでありながら、コンパクト・軽量
- 調理がしやすい五徳がある
- 地べたスタイルにも高さが合いそう
- コスパがいい
上記で紹介した良い点とかぶっていることも多いので、特に伝えたい購入した理由だけお伝えしますね。
購入した理由の最大のポイントは・・・
無骨な黒の見た目でありながら、同時にメッシュ焚火台であるということですね。
無骨とメッシュ。この2つの掛け合わせって、筆者が探す限りどこにもないんですよね。
条件をしぼって焚火台を探していたわけではありませんが、とてもおもしろいアイテムだと思いました。
しかも、五徳に細かなナバホ柄が入っているとなると、おそらくオンリーワンでしょう。
また、メッシュを採用したおかげで燃焼効率だけでなく、重量も軽くなっています。
よくある無骨系焚火台って、かなり重いものが多く持ち運ぶのが大変だったりします。
ですが、FUTURE FOXソロ用焚き火台Confire櫓(やぐら)は見た目が無骨系焚火台なのに、軽いんです。
しかも、収納袋に収めてくるくるっとすれば棒状になってかなりコンパクトになるのもいいなと思いました。
ここはかなり魅力を感じたところですね。
まあ、メッシュは耐久性が気になるところではありますが、そのうちオプションパーツが出たりするでしょうし、
金属メッシュはホームセンターでも変えるようですので、そのあたりは対応できそうです。
FUTURE FOXソロ用焚き火台Confire櫓(やぐら)レビュー みんなの口コミ
みなさんの口コミを見ていると、見た目の無骨さにカッコいいと感じておられる方が多いようですね。
FUTURE FOXソロ用焚き火台Confire櫓(やぐら)レビュー おすすめな人
このFUTURE FOXソロ用焚き火台Confire櫓(やぐら)を次のような人におすすめしたいです。
- 無骨系ギアが好きな人
- 焚火調理をしたい人
- 焚火台をコンパクトにまとめたい人
・・・という感じですね。
1.無骨系ギアが好きな人
なんと言っても見た目がカッコいいので、無骨系で揃えている人にはもってこいのギアだと感じます。
また、地べたスタイルにも良さそうな焚火台の高さなので、パップテントなどを使用している人などにはかなりおすすめできますね。
2.焚火調理をしたい人
五徳がしっかりしていて、なにより幅も広いのでクッカーを複数載せて調理ということも可能です。
またダッジオーブンも可能なので焚火を使って調理を楽しみたい人にはもってこいですね
その他、薪の直置きや、ダイソー網、メッシュ下の使用などカスタマイズ性というか工夫次第で幅が広がりそうなのもポイントです。
3.焚火台をコンパクトにまとめたい人
FUTURE FOXソロ用焚き火台Confire櫓(やぐら)で最も特徴的な収納性の高さ。
この機能は特にバックパックキャンプをされている方におすすめできます。
バッグの中にしまうことも可能ですが、バンドを使ってリュックの外にくくりつけてもカッコいいと思います。
また、家の中での収納に苦労している方にとっても無骨系のギアでありながら、
コンパクトにしまえるというのはおすすめしたいところですね。
▼FUTURE FOXソロ用焚き火台Confire櫓(やぐら)をチェックする
FUTURE FOXソロ用焚き火台Confire櫓(やぐら)レビュー! 細部をチェック
FUTURE FOXソロ用焚き火台Confire櫓(やぐら)の細部をチェックしていきます。
外箱チェック
細長いダンボールに入って届きました。
フューチャーフォックスのロゴテープが貼られています。(ここから開封するので、ちょっと開けにくかったです)
初めての鉄製焚き火台だったので重さが不安でしたが、片手でも全然持てるくらいだったのは好印象。
開封
それでは、開封していきます!
開封すると、すべてのパーツが透明なビニールで覆われています。
ビニールから内容物を取り出したところ。
- 本体
- 設営手順ガイド
- メッセージ&レビュー促進カード
・・・の3点が入っていました。
レビューをすると「ふいご」(ファイヤーブラスター)がもらえるようです。
組み立てはペライチ用紙に写真つきで載っているのですが、少しわかりにくいです。
本体の収納袋に組み立て動画のQRコードが付属しているのでそちらからYouTubeにアクセスして一度見ておいたほうが組み立てはスムーズです。
本体チェック
この細長い収納ケースにconfire櫓・焚き火台がすべて収まっています。
焚火台ってたいていは四角い収納ケースが多いですが、ポールとかペグケースのような雰囲気で収納されています。
これは、画期的ですよね♪
この留め具を2箇所はずして広げていきますと・・・
ころころ・・・
・・・はいっ!こんな感じで展開されます。
この収納のされ方めっちゃかっこよくないですか!?
バラバラのパーツの一つ一つがきっちりと収められ、ギア感マシマシになっていて男心がくすぐられます。
組み立て
フューチャーフォックスのソロ用焚き火台confire・櫓(やぐら)には説明書が同梱されていますが、
収納袋(布かな?)に縫い付けられているQRコードから組み立て動画にアクセスして組み立て方を予習しておくとスムーズです。
(QRコードの先はYouTubeにリンクします。)
▼手順通りに組み立てていくと次のように完成します!
黒いパーツに中央のメッシュ床。かなりの存在感があります。
五徳のナバホ柄も雰囲気があっていいです!
また注目すべきは収納時と展開時のギャップですね。
写真右が収納袋で写真左が組み立てたFUTURE FOXソロ用焚き火台Confire櫓(やぐら)です。
展開すると収納時に比べてけっこうなサイズになっているのが分かるかと思います。(これはよく考えたなぁ)
よりサイズ感が分かるようにメッシュ部分に収納袋を置いてみました。
つづいて、使用時に気になるサイズ感を見ていきます。
薪のサイズ感
まずはくべることができる薪のサイズ。
左から・・・
- 46センチ薪
- 24センチ薪
- 20センチ薪
・・・となっています。
46センチ薪はメッシュ火床が40センチのため、少しはみ出すのですが・・・
このように斜めに置けば46センチの薪でも全体がしっかり収まります。
たくさんの薪を載せてみましたが、びくともしないですね。(こんなに一気に燃やしたらすごいことになりますが)
メッシュ部分もしっかりしているので、ほとんどたわみもありません。
薪を載せた状態で地面から約8センチといったところでしょうか。
地面にダメージを与えないようにスパッタシートや熱を防ぐ方策は必須ですね。
クッカー類のサイズ感
五徳は全部で5本あり、それぞれの間隔が4.5センチほどとなっています。
シェラカップのサイズ感。
ケトルのサイズ感。
ダイソーのスキレットM
ケトルとシェラカップ。
ケトルとスキレット。
3つのクッカーを載せても余裕の広さです。
少し斜めから見ると上のような感じに。
家庭用の煮物などを作るアルミ鍋も載せてみました。
直径は29センチほどありますが、余裕で載っています。
大きい鍋でも五徳が5本もあるのでかなり安定感があります。
▼ちなみに・・・
フューチャーフォックス・FUTURE FOXソロ用焚き火台Confire櫓(やぐら)は五徳の位置が高いため
熾火調理が難しい傾向にありますが、
スキレットフライパンなど、上部で背の低いものであれば直に薪の上で調理するということもできそうです。
※充分に注意してください。
五徳の高さを解決するために100均(ダイソー)のスタンド付き焼き網を使ってみた
また、調理に関しては100均(ダイソー)のスタンド付き焼き網もよさそうです。
薪の上にスタンドを立てて使用すれば五徳の高さ問題も解決して熾火(おきび)調理ができます。
またメーカー推奨ではないですが、五徳を数本外してクッカーを起きやすくすることもできます。
上から見るとこんな感じですね。これならケトルなどの少し背の高いものでも置けそうです。
スキレットとシェラカップを並べても余裕です。
ちなみに、ダイソーのスタンド付き焼き網の使い方ですが、スタンドをぐっと奥まで押し込んで使うと安定します。
ここまで、押し込み可能です。
スタンド付き焼き網の火床からの高さは6.5センチほどなので、網を置いた状態で薪を入れていくのは
ちょっと厳しい感じです。
火が安定して熾火になってから網を置き、クッカーを乗せるという使い方が良さそうです。
なお、五徳上でダイソーのスタンド付き焼き網を使えばストッパーになっていいかもと思いましたが、幅が合わなくて無理でした。
五徳ではスタンドを収納して使うか、他の焼き網のほうが良さそうです。
焼き網クリップで留めれたら使いやすそうですが、試していません。
メッシュ火床の下でピザは焼けるか?
さらに、火床がメッシュなので下でピザが焼けないかと、スタンド付き焼き網を下部に置いてみました。
仮想ピザとして、鍋敷きを置いてみるとなかなか良さそう。
だけど、メッシュ火床との隙間が1センチほどしかないのでピザが焦げる可能性も高いです。
とはいえ、スタンド付き網を出し入れできる感じで動かせるので、火力が強そうな場合は
さっとメッシュ火床の下に入れて焦げそうならすぐに取り出す動作を繰り返してピザの焼き目をコントロールできそうです。
ただ、生生地ピザの場合はある程度の焼き時間が必要だと思うので地面にスパッタシートやステンレストレーや板を敷いて
網を直置きし、メッシュ火床との隙間をより確保して焼いていくといけるかもしれません。
▼FUTURE FOX・confire櫓(やぐら)をチェックする
灰の片付け&収納
灰の片付けに関してはメッシュ火床が外せるのでかなり捨てやすいです。
収納に関しては五徳が外れにくいので、本体を逆さにしてばらしていく方法がおすすめです。
後はばらしたパーツを収納袋に一つずつしまっていけばOK
ポイントとしてはメッシュ火床を最初に収納したほうが楽です。
パーツを収納できれば、くるくると巻いて・・・
留め具をとめれば、完了です。
やはり、かなりスッキリコンパクトにまとまりますね!
★実際に火入れした際の使い勝手は今後、追記していきます。★
フューチャーフォックス【焚き火台confire櫓】ソロ用をレビュー! まとめ
今回の記事ではFUTURE FOX・フューチャーフォックスソロ用焚き火台、confire櫓(やぐら)をレビューしました。
今一度、FUTURE FOX・フューチャーフォックスソロ用焚き火台、confire櫓(やぐら)
がおすすめな人をまとめておきます。
- 無骨系ギアが好きな人
- 焚火調理をしたい人
- 焚火台をコンパクトにまとめたい人
・・・という感じですね。
FUTURE FOX・フューチャーフォックスソロ用焚き火台、confire櫓(やぐら)は
『コンパクトに持ち運びできる燃焼効率のよい無骨系(柄つき)焚火台』
・・・と言えるので、このキャラクターは他にあまり見ないと思います。
気になる人はぜひ一度チェックしてみてください!
それでは、また。
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