TAKI BE ITA(タキビイタ) Sレビュー!無骨でおしゃれな全部入り焚火台で組み立ても簡単!【THE IRON FIELD GEAR】

無骨系焚火台はカッコいい見た目ですが、サイズが大きく、値段も高くなることも多いキャンプギアです。  

そんな中無骨系焚火台の中でも収納サイズは小さく、コスパもよく何より見た目にかっこいい焚火台が『TAKI BE ITA(タキビイタ)Sサイズ』です。

 

『TAKI BE ITA(タキビイタ)Sサイズ』は収納時は非常に薄く1センチ以下となり、 展開すればA4サイズほどのスペースに収まる焚火台です。  

組み立ても簡単で本体は4パーツのみというシンプルさです。(五徳・ロストル除く)  

またセット内容も素晴らしく、多くの焚火台では別売りの追加オプションとなっている 灰受けや収納ケースやロストル・五徳がすべてついてくるのも特徴です。  

しっかりしているので重さは少々気になりますが、この点を一生使える耐久性のある焚火台だと 捉えることができるなら、選んで損はない焚火台です。  

そこで本記事は「TAKI BE ITA(タキビイタ) Sレビュー!無骨でおしゃれな全部入り焚火台で組み立ても簡単!【THE IRON FIELD GEAR】」について書きます。

※Amazonのリンク先で焚火台のサイズが変更できます。

メリット
デメリット
  • 収納サイズが薄くてコンパクト
  • しっかりとした素材で耐久性が高い
  • デザインがおしゃれ
  • 付属品が充実
  • 重い
  • 耐熱塗装ではない
タップできるもくじ

TAKI BE ITA Sサイズ【THE IRON FIELD GEAR】 概要

TAKI BE ITA Sサイズはソロキャンプにぴったりな無骨系焚火台です。

製品名TAKI BE ITA(タキビイタ)Sサイズ
組み立て時サイズSサイズ:約W195×H212×D233 (mm)
重量Sサイズ:約4.5kg(本体、五徳、灰受け)
収納時サイズSサイズ:約W300×H280×D18 (mm)
価格9,900円

 
TAKI BE ITA(タキビイタ)Sサイズはかっこよくシンプルでありながら、無骨な雰囲気を漂わせています。

 
サイドに開いた空気穴のデザインも凝っていて、機能性とデザイン性を併せ持っています。

 
脚部に彫られたアルファベットもおしゃれ。

ひで

「TIFG」はブランド「THE IRON FIELD GEAR」の頭文字をあらわしています。


 
TAKI BE ITAはSサイズとLサイズが展開されていますが、Sサイズはソロにぴったりなサイズ感ですね。
2人以上や大きな鍋などを使いたい場合や長い薪をそのまま使いたい場合はLサイズがおすすめです。
 
付属品は以下のようになっています。

  • 焚火台本体
  • ロストル・五徳一式
  • 灰受け
  • 五徳収納ケース
  • 本体収納ケース


 
TAKI BE ITAはSサイズは焚火や調理で使えるパーツが丸々入っているので他に買い揃える必要がなく、お得感がかなり高いです。
 
内容物をひとつずつ見ていきましょう。全体の収納ケース(左)、五徳やロストルの収納ケース(右)
どちらもデニム素材でできているおしゃれさです。

 
送られてきた箱の中には説明書や注意事項、ポスターのようなものも封入されていました。

 
こちらは、「THE IRON FIELS GEAR」さんのパンフレットでしょうか?

 
パンフレットの中身はこんな感じで洗練されています。

ひで

かっこいい!


 
本体パーツは4枚の鉄板。

 
こっちはロストルと五徳ですね。左の袋にすべて収まります。

 
本体や各パーツは収納ケースに入れて肩掛けで持ち運ぶことができます。

ひで

焚火台が入っているとは思えないですよね。

※Amazonのリンク先で焚火台のサイズが変更できます。
 

TAKI BE ITA Sサイズ【THE IRON FIELD GEAR】 Lサイズとのスペック比較

TAKI BE ITA(タキビイタ) SサイズとTAKI BE ITA Lサイズのスペック比較は以下のとおりです。

 

スクロールできます
製品名TAKI BE ITA(タキビイタ)SサイズTAKI BE ITA(タキビイタ)Lサイズ
組み立て時サイズ約W195×H212×D233 (mm)約W273×H299×D330 (mm)
重量約4.5kg(本体、五徳、灰受け)約8.7kg(本体、五徳、灰受け)
収納時サイズ約W300×H280×D18 (mm)約W430×H385×D18 (mm)
価格9,900円15,070円

 
SサイズとLサイズの違いはパーツサイズが大きくなる点です。
付属品は変わらず同じものがついてきます。
 
Lサイズになると重さが4キロほど重くなるのと、幅・高さ・奥行き(縦・横・高さ)が変わってきます。

SサイズLサイズサイズ比較
19.5cm27.3cm+7.8cm
高さ21.2cm29.9cm+8.7cm
奥行き23.3cm33.0cm+9.7cm
重さ4.5kg8.7kg+4.2kg

 
ただし、比べてみると薪を入れるスペース(特に幅)はLサイズにしても劇的に大きく変わるわけではありません。
Lサイズでも27.3cmなので40cmの薪を使うのであれば、SでもLでもカットする必要があります。
 
ただ深さも変わってくるので、薪を入れられる量は増えます。
少しでも薪のスペースを大きくしたいという思いがある場合はLサイズでいいでしょう。
 
むしろ薪を入れるスペースのサイズよりも、使い勝手としてかなり影響してくる高さが変わることを認識しておいたほうがいいです。
 
Sサイズは地面に置いた場合、ソロキャンプ特に「地べたスタイル」にめちゃくちゃいい高さになっています。(実際に試しました)
五徳にクッカーを置いて調理しても無理なく作業することができますし、薪も入れやすい高さです。
 
Lになると9センチ弱高くなるので、高さによる使い勝手の変化も考慮にいれておくといいかと思います。
 
ちなみに下の写真は公式サイトからの引用ですが、サイズの見た目の比較は次のような感じになります。

出典:THE IRON FIELD GEAR公式サイトより
出典:THE IRON FIELD GEAR公式サイトより

TAKI BE ITA Sサイズ【THE IRON FIELD GEAR】 レビュー

TAKI BE ITA(タキビイタ) Sサイズの特徴をお伝えしていきます。

TAKI BE ITA Sサイズの特徴
  • 収納が薄くてコンパクト
  • 組み立て簡単
  • やはり、けっこう重い
  • 鉄板が分厚く、変形が少ない
  • 五徳、ロストル、灰受けが元からついている
  • 薪置きとしても使用可能

収納が薄くてコンパクト

収納箱のサイズがSサイズ約W300×H280×D18 (mm)とA4用紙を正方形にしたような形状で、
セカンドバッグのように持ちやすいです。

 
また、驚きはその薄さ。
すべてのパーツが灰受けに収まる形になり、本体をすべて合わせた厚さはなんと8.3mm!

 
キャリングバッグも付属するので、持ち運びや保管も楽におこなえます。

 
送られてくる際の箱のロゴもおしゃれなでポイントが高いです。

 

組み立て簡単

TAKI BE ITA(タキビイタ) Sサイズの本体はたった4枚のパーツで構成されているので、組み立てが簡単です。

 
大きな板2枚を交差させて、そこにサイドのパーツを両側にはめるだけ。

 
脚部となるパネルを交差させて・・・

 
サイドのパネルを片方はめて、ロストルを差し込みます。

 
最後に反対のサイドパネルをはめ込めば・・・

 
あっという間に完成です!

ひで

早ければ1分ぐらいで組み上がります。


 
調理する時は五徳もはめていきましょう。
受けとなるパーツを2つつけて・・・

 
最後に五徳を乗せればOK!

 
はい、あっという間に完成です!

ひで

五徳が斜めになっているので調理中でも薪が入れやすいんです。

やはり、けっこう重い

Sサイズで4.5kg、Lサイズで8.7kgと重量は気になるところです。
 
ステンレス性の焚火台やピコグリル系に慣れている人にとっては相当重い部類に入ると思います。
 
他のユーザーの方も重さを指摘されています。

重いのは分かっていたつもりですが、結構重たいです。
ただ、収納するとビックリするぐらい薄く車に積む際に気にする必要がありません。
また付属の手提げで持ち運びは問題ないです。
焚き火の燃焼もよく、何より見た目が群を抜いてかっこいいです。
基本他の焚き火台によくあるステンレス製のような使った後の黒くさびのような変色がないのも気に入っています。
出典:Amazonカスタマーレビューより

 
とはいえ、重さは頑丈さや風耐性もあるのでメリットとも言えます。
焚火台のどの部分を重視するかで決めればいいと思います。
 

鉄板が分厚く、変形が少ない

3.2mmの鋼板を使っているため、変形が少なく長持ちします。

 
3.2mmの鋼板はどれぐらいすごいかというと、丈夫なことで知られるあのスノーピークの焚火台ですら、
ステンレス板の1.5mmの厚さなんです。

ひで

はるかに超える3.2mm厚、しかも鋼板ってすごすぎる!

五徳、ロストル、灰受けが元からついている

他のメーカーの焚火台ではオプションで購入しなければならないことが多い付属品もすべてついています。

ひで

五徳も分厚くて丈夫!


 
灰受けまでついているのも珍しいです。

 
ただし、注意しなければならないのが塗装に関して。

 
灰受けの上に置いて作業すると、あっというまに塗装が剥がれます。

 
これは、耐熱塗装でないため塗料自体の耐久性がないからです。

ひで

塗装に関しては販売サイトや説明書にも表記されています。


 
使っていると剥がれる塗装は灰受けだけでなく、4枚の本体パーツも同じです。
ですので、火入れをすると一部が剥げてきますがそういう仕様なので慌てないように。
 
剥げてきたらそのまま使うもよし、自分で耐熱塗装を施す(スプレーで簡単にできます。)こともおすすめです。
 

薪置きとしても使用可能

ログキャリーとしても使用することができます。
 
薪置きとして使う場合はサイドパネルを脚部の三角形の部分に縦に装着します。
 
これでしっかりとした薪置きとして使用することができます。

※Amazonのリンク先で焚火台のサイズが変更できます。

製品名TAKI BE ITA Sサイズ
耐久性
組み立て
デザインの美しさ
収納時のコンパクトさ
値段
総合評価

TAKI BE ITA Sサイズ【THE IRON FIELD GEAR】のサイズ感は?クッカーや薪を置いてみた

Sサイズはソロキャンプ用やファミリーキャンプのサブの焚火台と思っていいかなと思います。

 
横幅が30センチほど。

 
奥行きが26センチほど。

 
高さは本体上部が22センチほど、五徳まで合わせて24.5センチほどと決して高いものではありません。

 
だいたいA4用紙と同じようなサイズ感になります。

ひで

けっこうコンパクトな焚火台です。


 
ホームセンターコメリの23センチの「小割薪」を入れると以下のようになります。



 
44センチほどの薪を入れるとはみ出します。



40センチ台の薪は切って使ったほうがいいでしょう。
 
どうしても切りたくない場合はLサイズを購入するか、裏技としてサイドパネルを片方外すやり方もありますが限界はあるので、
確実に安全に焚火をおこないたい場合はカットするのがおすすめです。
 
無理やり入れることもできますが…

 
続いて五徳を見ていきましょう。Sサイズの五徳は30センチ弱の長さです。

 
ダイソーのスキレットMを置くとこんな感じ。

 
通常のシェラカップだとこんな感じ。

 
2つ同時置きも余裕です。

ひで

サイズ感の参考になれば嬉しいです!

TAKI BE ITA Sサイズ【THE IRON FIELD GEAR】の使い方

TAKI BE ITA Sサイズはアイディア次第で火力調整も簡単におこなえます。
 
五徳の受けとなる部分を取って、五徳を乗せれば・・・

 
火床に近くなるので火に近くなり熱量がアップします。

ひで

熾火調理や炭も使いやすくなりますね。


 
五徳を横にしてもOKです。

 
また、ベースがしっかりしているメリットを活かして少し上部にずらしてつかうのもアリです。

 
これだけずらせば薪や炭を継ぎ足すスペースも生まれます。

 
イメージとしては次のような感じで使うといいかなと思います。

ひで

ただし、重いダッチオーブンなどは五徳を正しい方法で使った上に乗せるのがベストです。

TAKI BE ITA Sサイズ【THE IRON FIELD GEAR】はこんな人におすすめ

TAKI BE ITA Sサイズは「コンパクトでコスパの良い丈夫な焚火台が欲しい人」におすすめです。
 
TAKI BE ITA Sサイズは折りたたむとかなり薄くなりますし、隙間に収納できるので保管も大変ではありません。
 
ずっしりとした鉄を使っているため、重さはありますが熱による変形がほとんどなく、長く使うことができます。
 
それでいて、コスパも高いので無骨な焚火台のファーストチョイスとしておすすめできます。
 
一方でSとLの中間のサイズ感を求めている人やもっと安い方がいいという人はChill Campingの焚火台が選択肢に入ってくるでしょう。
 

TAKI BE ITA Sサイズ【THE IRON FIELD GEAR】 レビューまとめ

本記事は「TAKI BE ITA(タキビイタ) Sレビュー!無骨でおしゃれな全部入り焚火台で組み立ても簡単!【THE IRON FIELD GEAR】」について書きました。


無骨でコスパもよく組み立てやすくて長持ちする。
そして収納ケースや灰受け、五徳までついているのでかなりお得感も強い焚火台でした。


重さが気にならなければ買いの一言です。


どうも、ひででした。

メリット
デメリット
  • 収納サイズが薄くてコンパクト
  • しっかりとした素材で耐久性が高い
  • デザインがおしゃれ
  • 付属品が充実
  • 重い
  • 耐熱塗装ではない
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この記事を書いた人

ひでのアバター ひで ブロガー

キャンプ好きなブロガーです。2021年に本格的にキャンプを始めました。焚き火の魅力にとりつかれています。絶賛、キャンプ沼に突入中。夢は家族とたくさんキャンプをすることです。

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