キャンプが趣味のブロガーひでです。
ソロ用の焚き火台を選ぶにはメーカーの推奨している使用人数やサイズだけでなく、自分の使用するイメージをしっかり描くことが大事です。
本記事ではソロキャンプ用の焚き火台の選び方のポイントを解説しながら、「ソロキャンプ向けの人気おすすめ焚き火台4選」を紹介していきます。
それでは、どうぞ!
ソロキャンプ向け焚き火台の選び方
ソロキャンプ向けの焚き火台を選ぶには次の3つのポイントがあります。
- 移動手段によって選ぶ
- 設営も撤収も一人なので、時間や手間のバランスを考えて選ぶ
- 薪を切る手間を考えて選ぶ
これらのポイントを抑えておくことで自分にあった最適なソロ焚き火台を選ぶことができるでしょう。
それでは、ひとつずつ解説していきます。
移動手段によって選ぶ
ソロキャンプでの移動手段として次の方法が考えられます。
- 徒歩(バックパック、キャリーケース)
- バイク(荷台)
- 車(トランク)
それぞれの移動手段に応じて荷物の積載量が大きく変わってきます。
自分の移動手段にはどんなサイズの焚き火台が合うのかを考えておきましょう。
もっとも積載量の少ない徒歩キャンプでバックパックで移動するならば、バックパックに入れることのできるサイズが前提となります。
またキャンプは焚き火台だけでなく、テントやシュラフやテーブルなども持ち運ばなくてはならないので、
ソロのバックパックキャンプであれば重量も軽い焚き火台を選びたいところです。
反対に自家用車でのオートキャンプであればサイズや重量にこだわる必要はなくなってきます。
バイクは徒歩と自動車の中間といったところでしょうか。
このように移動手段によって焚き火台のサイズや重さが変わってくるので、自分がキャンプ場へ行く際に使う移動手段と積載量をしっかり考えておきましょう。
移動手段の積載量によって焚き火台のサイズや重さを考えよう。
設営も撤収も一人なので、時間や手間のバランスを考えて選ぶ
ソロキャンプでは何から何まで自分ひとりでこなさなければなりません。
荷物運び、テントやタープの設営、調理に焚き火、そして撤収。
やることはたくさんですので、焚き火台の組み立てに時間がかかるものや片付けが大変なものは選びにくいです。
もし組み立て撤収は手間だけどデザインが気に入ったというものがあるなら否定はしませんが、初心者の内は素早く組み立てられ、撤収も早くできるものがおすすめです。
その方が全体としてキャンプを楽しめると思います。
組み立て撤収が大変でないものを選ぼう(特に初心者は)
薪を切る手間を考えて選ぶ
ソロ用焚き火台として販売されているからと言ってそれらすべてが自分のスタイルに合っているとは限りません。
特に薪を切る手間を考えるのは大切です。
火床が小さい焚き火台だと薪をノコギリやナイフを使って最適な長さにカットしなければならなりません。
もし、この薪を切る作業が手間だというのであればソロキャンプであっても、ある程度の火床の大きさがあるものを購入したほうがいいです。
私は薪を切るのが面倒なのでなるべく切らなくてもいい焚き火台を購入しました。
反対に薪をカットする手間も楽しむことができるという人はサイズを気にしなくてもいいでしょう。
薪を切る手間がめんどくさい人は小さすぎる焚き火台には要注意。
ソロキャンプ向け焚き火台の人気おすすめ4選
ソロキャンプにおすすめな焚き火台は次のとおりです。
- ピコグリル498
- フューチャーフォックスconfire櫓
- ケシュア ウッドストーブMH500
- THE IRON FIELD GEAR・TAKI BE ITA Sサイズ
商品名・画像 | 使用時サイズ | 収納時サイズ | 重量 | 素材 | 付属品 |
ピコグリル498 |
約41×28×21.5cm | 約35×25×1.8cm/ | 約 490g(本体) | ステンレス | 収納ケース |
フューチャーフォックス confire櫓 |
36.5×30.5×26cm | 45×8×8cm | 1.75kg(本体) 約2.1kg(収納時) |
鉄(耐熱塗装)焚き火台・五徳 ステンレス(メッシュ網) キャンバス生地(収納袋) |
収納ケース |
ケシュア ウッドストーブMH500 |
直径(上部:13.5cm / 下部:19cm) 高さ24.5cm | 分解不可、収納袋サイズは→20×20×25cm | 総重量:1,580g(ストーブ1,380g / ケース150g / ハンドル50g) | ステンレススチール 304 | 収納ケース |
THE IRON FIELD GEAR・TAKI BE ITA Sサイズ |
約W19.5×H21.2×D23.3 cm | 約W30×H28×D18 cm | 約4.5kg(本体、五徳、灰受け) | 鉄 | 収納ケース、五徳、灰受け |
それでは、次からは実際の焚き火台の特徴を紹介していきます。
STC GmbH ピコグリル498
ピコグリル498は軽量でコンパクト、しかも薄く持ち運びがとてもしやすい焚き火台です。
収納した状態でつまむように軽々持ち上げることができるくらい軽いです。
さらに横からみると収納袋に入った状態でもめちゃくちゃ薄いです。
A4サイズより少し大きいだけなので、バックパックの隙間にすーっと入ってしまいます。
また組み立ても簡単で本体はフレームと火床の2つのパーツを組み立てるだけでOK.
フレームがバラバラになっておらず、つながった状態になっているのでぱっと開くだけ。
↓
↓
↓
自然と開いた状態になるので・・・
・・・あとは火受けをはめるだけで完成です!
慣れれば1分以内に組み立てできます。
ピコグリル498最大の特徴がフレームが上段・下段にわかれているところです。
この機能があるおかげで調理が格段にしやすくなります。
火力が欲しければ火に近い下段にクッカーを。火力を弱めたければ上段にクッカーを移動させることで火加減を調整することができます。
薪の量を調整せずに火力調整できるのは便利!
また焚き火台として重要な燃焼効率もいいです。
筆者は焚火経験がない時にピコグリル498を使ったのですが、まったく不安なく火がつけられ変なタイミングで鎮火することはありませんでした。
初心者でも最初の火付けさえ上手くいけば、燃焼効率が良いので安心して焚火を楽しむことができます。
また焚火終了後に残った灰を見てもほとんど白くなっていて、薪が完全に燃え尽きているのが分かりました。
これは、かなり燃焼効率がいい証拠ですね。
ピコグリル498は初心者でも扱いやすい焚き火台です。
- 薄い、軽い、組み立て簡単
- 燃焼効率がよくよく燃える
- 灰捨ても簡単
フューチャーフォックス confire櫓
フューチャーフォックスconfire櫓(やぐら)は無骨でコンパクトに収納できる焚き火台です。
ナバホ柄が可愛く、夜の焚き火で映えるデザインが特徴です。
見た目だけでなく火床がメッシュでできているので燃焼効率が高く薪がしっかり燃えてくれます。
無骨フレームとメッシュは他にない組み合わせです。
収納サイズは45cm×8cmと細長くなります。この細長い収納ケースにconfire櫓・焚き火台がすべて収まっています。
焚火台はたいてい四角い収納ケースが多いですが、ポールとかペグケースのような雰囲気で収納されています。
バックパックに外付けするとカッコいいですよ。
収納袋を広げると次のような感じに。
この収納のされ方めっちゃかっこよくないですか!?
バラバラのパーツの一つ一つがきっちりと収められ、ギア感マシマシになっていて男心がくすぐられます。
コンパクトに収納できるにも関わらず展開サイズはけっこう大きいです。
まずはくべることができる薪のサイズ。
上の写真は左から・・・
- 46センチ薪
- 24センチ薪
- 20センチ薪
・・・となっています。
46センチ薪はメッシュ火床が40センチのため、少しはみ出すのですが・・・
このように斜めに置けば46センチの薪でも全体がしっかり収まります。
上部の五徳はしっかりしていてクッカー類も余裕で載せられます。
フューチャーフォックスconfire櫓はコンパクトに収納できて、無骨なソロキャンプスタイルにもハマる焚き火台です。
- 無骨系で機能的
- コンパクトに細く収納できる
- ナバホ柄が素敵!
ケシュア ウッドストーブMH500
しっかり燃やせば煙も匂いも少ないです。
使い勝手としてはサイドに燃料投入口があることが特徴で上部にクッカーを載せていても枝や薪を投入することができます。
灰受けが引き出し式になっているので、簡単に取り外し灰を捨てることができます。
デザインがいい二次燃焼焚き火台で使い勝手もいいアイテムです。
- 二次燃焼できる!
- サイドの投入口が便利
- 灰捨てがしやすい
- デザインがかわいい
THE IRON FIELD GEAR・TAKI BE ITA Sサイズ
TAKI BE ITA Sサイズはソロキャンプにぴったりな無骨系焚火台です。
サイドに開いた空気穴のデザインも凝っていて、機能性とデザイン性を併せ持っています。
脚部に彫られたアルファベットもおしゃれ。
「TIFG」はブランド「THE IRON FIELD GEAR」の頭文字をあらわしています。
付属品は以下のようになっています。
- 焚火台本体
- ロストル・五徳一式
- 灰受け
- 五徳収納ケース
- 本体収納ケース
TAKI BE ITAはSサイズは焚火や調理で使えるパーツが丸々入っているので他に買い揃える必要がなく、お得感がかなり高いです。
TAKI BE ITA(タキビイタ) Sサイズの本体はたった4枚のパーツで構成されているので、組み立てが簡単です。
大きな板2枚を交差させて、そこにサイドのパーツを両側にはめるだけ。
あっという間に完成です!
早ければ1分ぐらいで組み上がります。
調理をする時はセットでついてくる五徳を乗せればOK!
はい、あっという間に完成です!
五徳が斜めになっているので調理中でも薪が入れやすいんです。
耐久性に関しては3.2mmの鋼板を使っているため、変形が少なく長持ちします。
THE IRON FIELD GEAR・TAKI BE ITA Sサイズは無骨でコスパの高い長く使える焚き火台です。
- とにかく丈夫
- 付属品が充実
- 薪置きとしても使える
ソロキャンプ向けのおすすめ焚き火台 まとめ
この記事は「ソロキャンプ向けの人気おすすめ焚き火台」について書きました。
ひとえにソロ向け焚き火台と言っても軽量なものから無骨なものまで様々なタイプがあります。
自分のしたいキャンプスタイルを考えながらお気に入りのソロ向け焚き火台を選んでみてくださいね。
ではまた。ひでがお届けしました。
商品名・画像 | 使用時サイズ | 収納時サイズ | 重量 | 素材 | 付属品 |
ピコグリル498 | 約41×28×21.5cm | 約35×25×1.8cm/ | 約 490g(本体) | ステンレス | 収納ケース |
フューチャーフォックス confire櫓 | 36.5×30.5×26cm | 45×8×8cm | 1.75kg(本体) 約2.1kg(収納時) | 鉄(耐熱塗装)焚き火台・五徳 ステンレス(メッシュ網) キャンバス生地(収納袋) | 収納ケース |
ケシュア ウッドストーブMH500 | 直径(上部:13.5cm / 下部:19cm) 高さ24.5cm | 分解不可、収納袋サイズは→20×20×25cm | 総重量:1,580g(ストーブ1,380g / ケース150g / ハンドル50g) | ステンレススチール 304 | 収納ケース |
THE IRON FIELD GEAR・TAKI BE ITA Sサイズ | 約W19.5×H21.2×D23.3 cm | 約W30×H28×D18 cm | 約4.5kg(本体、五徳、灰受け) | 鉄 | 収納ケース、五徳、灰受け |
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